■サイフォン
サイフォン式は、蒸気圧を利用してコーヒーを淹れます。
ガラス製のフラスコやロート、アルコールランプなどを使うため、化学の実験みたいで楽しくもあり、おしゃれに見えます。
ただ、サイフォン式はガラス製の器具を使うので、破損には注意しなければなりません。
○使う器具
・フラスコ
・ロート
・フィルター
・アルコールランプ
・竹ヘラ
○手順
(1)フラスコに人数分より少し多めの水を入れて、火をつけたアルコールランプにかけます。
(2)ロートに洗ったフィルターをセットして、挽いたコーヒーの粉を入れます。
粉はドリップ式より少し多めに入れます（１人分で約15グラム、１人増えるごとに約10グラムずつ増やす）。
(3)水が沸騰したらフラスコにロートを差し込みます。
(4)フラスコの湯がロート内に上がったら、竹ヘラで粉をかき混ぜます。
(5)かき混ぜた後、30〜40秒ほど待ちます。
(6)30〜40秒経ったら、ふたたびかき混ぜて火を止めます。
火を止めると、コーヒーが上のロートからフラスコに落ちてきます。
できあがり。
○フィルターの手入れと管理
使用後のフィルターは、煮沸してから水で洗い、きれいな水につけて冷蔵庫で保管します。
コーヒーのいろいろな淹れ方