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■ペーパードリップ
ペーパードリップ式は、家庭でも簡単にコーヒーを楽しめる一般的な方法です。
淹れるたびに新しいペーパーフィルターを使うので、とても衛生的です。
また、扱いや保管が簡単でありながらおいしく淹れることができるので、私の家では、このペーパードリップ式で淹れています。
○使う器具
・ペーパーフィルター
・ドリッパー
・サーバー
ドリッパーには、1つ穴のメリタ式と、3つ穴のカリタ式があります。
メリタ式は蒸らしの後、湯を注ぐのは1回で終わらせますが、カリタ式は数回に分けて湯を注ぎます。
○手順
(1)ペーパーフィルターの側面にあるミシン目を折り、底部を反対向きに折ります。
(2)フィルターをドリッパーにセットします。この時、フィルターを軽く押しつけて安定させます。
(3)セットしたフィルターの中に、挽いたコーヒーの粉を入れます。
粉は1人分10〜15グラム(細挽きは少なめ、粗挽きは多めに)。
ドリッパーを軽く叩いて揺すり、粉を平らにします。
(4)ドリッパーに湯を注ぎ込みます。
ペーパーに湯がかからないように注意しながら、ゆっくりと表面全体が湿るように注ぎましょう。
サーバーにコーヒーが数滴落ちたら、注ぐのを中断します。
(5)20秒くらい蒸らします。
(6)蒸らしが終わったら、再び湯を注ぎます。
粉の盛り上がりを見て、湯の量を調節しながら、「の」の字を書くように注ぎましょう。
(カリタ式では、これを3回くらい繰り返します)
(7)人数分のコーヒーがサーバーに入ったら、湯がドリッパーに残っていてもかまわず外します。
できあがり。
以上、ペーパードリップ式の一般的な淹れ方を紹介しましたが、粉の量や湯を注ぐ回数、方法に決まりがあるわけではありません。
自分がおいしいと思える方法を試してみてください。それが、コーヒーを楽しむ一番いい淹れ方だと思います。