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■読書しよう
○趣味としての読書
趣味は何ですかと訊かれたら、たいていは読書と答えます。
私の趣味は読書だけではなく、映画、音楽も好きですし、テレビでお笑い番組や格闘技、とくにボクシングが好きでよく見ています。飛んだり跳ねたり(運動?)するのも好きだったりします。
でも、一番はやっぱり読書。全ての趣味に通じていますから。
読んだ本がたまたまおもしろくなかったりして、それから読書をしなくなってしまった、そういう人もたくさんいるみたいです。
たしかに、いわゆる悪書、駄本を読んでしまうと、すごく損した気分になります。
時間とお金(本の代金)を無駄にしてしまったわけですし、なかなか、また他の本を読んでみようという気にはなれないのかもしれませんね。
でも、これはすごくもったいない。世の中には、良書といわれる、おもしろい本、楽しい本、役に立つ本が、本当はいっぱいあるんです。
本には、単純に娯楽としておもしろいものから、知的欲求を満たしてくれるものまでジャンルも様々あり、飽きることがありません。
私は、マンガから哲学書みたいなちょっとかたい本まで、何でも読みます。
いつでも、いつまでも楽しめるのが読書の魅力です。
○良い本の選び方
一生のうちで読むことのできる本の数は限られていますから、できるなら良書だけを読みたいものです。
おもしろい本、楽しい本、役に立つ本など、自分にとっての良い本を選ぶために、次の点はチェックしましょう。
・内容の紹介、小説などの場合はあらすじを見る
・目次を見る
・ページをパラパラとめくって、軽く内容を見る
本好きなら大抵の人がしていることだと思います。
なかには、これをせずに、ベストセラーだから、新聞、雑誌などで評判だったから、というだけで買ってしまう人がいます。
ベストセラーや評判の本が、必ずしも自分にとっての良い本とは限りません。
中身を全く見ないで買ったりすると、どうしても悪書(自分に合わない本、おもしろくない本、自分にとっての悪い本)をつかんでしまう確率が高くなってしまいます。
最低でも、先に挙げた点をチェックして、自分に合った本なのか、自分が興味もてる内容なのかを確認してから買うようにしましょう。
○ネット書店のメリット・デメリット
以前にくらべると書店に行く回数が減りました。
インターネットの登場で、新刊は主にアマゾン、古本はイーブックオフなど、ネット書店を利用して本を買うことが多くなったためです。
ネット書店の最大のメリットは、自宅にいながらにして本を買うことができることです。
しかも、検索機能を使うことで、目的の本をあっという間に見つけることができます。これは、かつて書店を何軒もはしごしたあげく、結局は目的の本を見つけることができなかったときのことを思うと、涙がでるほど嬉しい機能です。
他にも、予約注文ができたり、購入者のレビューが読めたりと、とても便利です。
ただし、デメリットもあります。
本を実際に手にとって見ることができないという点です。あたりまえのことですが、これがネット書店で最大のデメリットです。
手にとって中身を見ることができないと、どうしても悪書をつかんでしまう確率が高くなってしまいます。
最近では、内容紹介やレビューの充実で、かなり、本選びの判断材料が増えましたが、やはり、現物が手元に届くまで、どんな本なのかわからないのは不安です。
内容をある程度把握している本はネットで買うのが便利ですが、よくわからない本は、なるべく書店に足を運んで、内容を確認してから買うのが、良い本とめぐり合う最善の方法です。